空き家の利活用事例

事例1. 平屋戸建て住宅のリノベーション

BEFORE

W 市で空き家になってしばらく建った戸建て住宅をリノベーションしてシェアハウス にした事例。
所有者様は、「ここに住む予定がない」とのことで、賃貸にすることに。
周辺の環境を 考慮すると建物 1 棟をそのまま借りてくれる人は少ないだろうとの判断から、シェア ハウスにすることにしました。

AFTER
概算費用

約 450 万円 ( 設計費・解体費含む )
— 建物概要
木造平屋建て
延べ面積約 70 m²
— 主な工事
床、壁、天井の撤去
内装、トイレ、キッチンの改修

リノベーションのポイント

シェはハウスは、独身の方が住むことが多いため、比較的若い方が入居されることが 多くなります。
和室であったものを洋室へ、トイレやキッチンを最新のものへ変更し、 若い方の生活に合ったデザインとしました。
ま た、経済的な理由でシェアハウスに入るのではなく、仲間とともに暮らすイメージで リビング・ダイニングに集まってもゆったりと過ごせるような空間としました。

事例 2. 賃貸マンションのリノベーション

BEFORE

マンションの一室を賃貸に出している部屋です。
以前の入居者様が長くすまわれていたので、トイレやお風呂、洗面、キッ チンといった設備機器がかなりの年代物になっていました。
また、間取りも田の字プランと古く、平面プランへの変更を含めた設計 が必要でした。
※田の字プラン : 平面プランが漢字の「田」のように部屋を区切っていることから名 付けれれる。
それぞれの部屋の行き来が廊下を介さないもので、プライバシーが重視 される最近では見られない間取り。

AFTER
概算費用

約 350 万円 ( 設計費・解体費含む )
—- 建物規模
約50m²(改修後1DLK)
— 主な工事
床、壁、天井 ( 一部 ) の撤去
内装、洗面台、キッチンの改修

リノベーションのポイント
入居者様の想定が、カップルもしくは小さな子どもが一人いる若い夫婦でした。
部屋を小さく分けるのではなく、大きな一室として入居者様自身が、家具を使って自由に空間を区切ることで、ライフスタイルに合わせた広さを確保しつつ家族の繋がりを持ちやすくしました。
また、寝室は独立した部屋とすることでプライバシーにも配慮しています。
照明のスイッチを複数に分けることでシチュエーションに合わせて自由にライティングデザインができるように工夫しています。